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   CHORD-J ニューズレター (Vol.6)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2005. 1.12━━━━━


■□ Main Topics ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【1】HIMAP 秋コース  ― 第3回&第4回 授業レポート
   ⇒ 第3回授業レポート
   ⇒ 第4回授業レポート

【2】 「リスクマネジメントにおけるヘルスインフォマティクス的思考」の原稿: 医療安全No.2に掲載!
   ⇒ 詳細はこちら

【3】 「リアルタイム情報連携」の原稿: Consensus Community第15号に掲載!
   ⇒ 詳細はこちら

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【1】HIMAP 秋コース ― 第3回&第4回 授業レポート  
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★『ヘルスインフォマティクス概論』(11/22、12/12)
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<第3回 授業レポート>

ゲストスピーカー:小舘亮之生(早稲田大学国際情報通信研究センター)

第3回の授業では、Information systemsの具体的なデザインや構築、また評価方法などについてディスカッションを行い、小舘亮之先生にユビキタス情報社会やネットワーキングに関してご講義をいただきました。

キーデバイスとしてICタグや携帯電話などが注目される中、医療や福祉領域においても、テクノロジーの発展による環境の変化が生じています。しかし、Technology drivenではなく、社会やユーザのニーズ、課題に対して、どのようにテクノロジーが応えていくのか。テクノロジーが社会に与える影響、その光と陰をきちんと考えていくことの重要性を改めて学びました。

■ 第3回授業レポート 続きはこちらから


<第4回 授業レポート>

第4回の授業では、インターネットと Decision Support Systemsについて学びました。

私達は、「知識」を活用して、「データ」から意味ある「情報」を引き出します。そして、引き出した「情報」を元に意思決定を行い、行動(Action)を起こします。意思決定という目的において、「情報」とは不確実性を減らすものとなります。
Decision Support Systemsは、私達が意思決定を行う際のサポートシステムであり、山のようにある「データ」や「知識」を迅速に扱い、最適な意思決定を行う上での不確実性を減らす「情報」を私達にもたらします。

Decision Support Systemsは、医療の安全や質の向上、効率性を高めるといわれています。特に、薬剤用量や投薬指示の確認や警告など、医療安全において、ITを活用したDecision Support Systemsは効果的であると指摘されています。しかし、テクノロジーだけが唯一の解決策ではありません。Decision Support Systemsはあくまでも「サポート」であり、最終的な決断と行動は、私達自身が行うことを忘れてはいけません。

『ヘルスインフォマティクス概論』のコースでは、4ヶ月にわたり、ヘルスインフォマティクスで扱う主なTopicsを学んできました。IOMが2003年に出版した「Health Profession Education」では、医療専門職が身につけるべき知識として、「Informatics」を挙げています。ヘルスインフォマティクスを理解し、活用するために必要な知識と技術を、今後さらに掘り下げて学んでいきます。

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★『マネジメントに必要な医療の質とアウトカムの測定と評価』 (11/21、12/11)
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<第3回 授業レポート>

ゲストスピーカー:大生定義先生(横浜市立市民病院)

第3回の授業では、QOL(Quality of Life)や健康行動の測定と評価について学びました。
QOLとは、「こうありたいというexpectationと実際の状況とのギャップがどの程度あるのか。」ということになります。QOLは重要な主観的評価ですが、測定や評価を行う際には十分な注意を払う必要があります。

■ 第3回授業レポート 続きはこちらから


<第4回 授業レポート>

「医療の質とは何でしょうか?」 第一回の授業と同じ問い掛けから、最終回の授業が始まりました。
教科書に書かれている定義を並べるのではなく、自分の言葉でどう説明するか?それは、総論としての「医療の質」を、自分の立場で、どこまで各論に落とし込むことができるのか?という問い掛けでもあります。

医療の質をマネジメントするためには、何をどのように改善する必要があるのか、各論レベルまで落とし込む作業が求められます。その際に最も大事なことは、どの視点から「医療の質」を見ているのか。自分の中での「質」の捉え方を明確にしておくことです。
職種や立場が異なれば、医療の質の捉え方も異なるでしょう。医療には多くの専門職と患者さん、ご家族が関わります。異なる視点を統合させながら、問題解決を導くプロセスにおいては、お互いの「医療の質」の捉え方や視点を明確にすることが、異なる視点を統合させる第一歩となります。同時に、自分の視点を相手に分かるように伝えるための、コミュニケーション能力も非常に重要になります。


第4回の授業では、コース最終日として、受講生の方々が取り組まれてきたプロジェクトの公開プレゼンテーションを行いました。HIMAPでは、複数の職種で構成されたグループごとにプロジェクトを進めてまいりました。受講内容にしたがって、問題点の抽出、テーマの選定、具体的な目標の設定、目標達成のための方策を提示した上で、最低限のfeasibility studyを行い、問題解決の指針を示して行く事が求められます。

今回のコースでは、「糖尿病ケアのQuality Indicators」と「緩和ケア病棟で提供されているケアの質評価」の2つのプロジェクト成果が発表されました。外部からお越しいただいた方々と共に、濃密なディスカッションを行うことができ、次のステップに進む上でも有意義なプレゼンテーションとなりました。

また、ヒューストンと東京を会議システムで結び、テキサス大学で同じコースを受講されている学生の方々による、遠隔プロジェクトプレゼンテーションも行いました。医療の質という同じテーマではありますが、テキサスと日本の受講生の方々では、それぞれの視点や問題の切り口は異なります。「医療の質」の捉え方をお互いに明確にしていく中で、日米の医療現場やシステムの違い等も垣間見ることができました。まさに学際的・国際的なディスカッションとなりました。

『マネジメントに必要な医療の質とアウトカムの測定と評価』のコースでは、4ヶ月にわたり医療の質を考えてきましたが、たとえ医療の質を向上できたとして、それで終わりではありません。HIMAPでは「質の向上の先にあるもの」までを見据えて、今後も「医療の質の向上」を目指していきます。


(文責:CHORD-J 岩澤由子)

■ 第4回授業レポート全文はこちらから



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【2】 「リスクマネジメントにおけるヘルスインフォマティクス的思考」の原稿:
┃            医療安全No.2(2004年12月号)に掲載!
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l (株)エルゼビア・ジャパン発行、医療マネジメント学会監修 「医療安全」No.2(2004年12月号)に「リスクマネジメントにおけるインフォマティクス的思考」が掲載されました。
詳細はこちら

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【3】 「リアルタイム情報連携」の原稿: 
┃            Consensus Community第15号(2004年12月15日)に掲載!
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l (株)NTTデータ発行の「Consensus Community」第15号(2004年12月15日発行)に、「米国ヘルスケア動向2:リアルタイム情報連携」が掲載されました。

 ⇒フルテキスト版はこちら
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  CHORD-J事務局からのおたより           〜編集後記〜
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東京では綺麗な青空とともに、2005年が始まりました。
HIMAPにも新しい受講生が加わり、1月から新たな気分で春学期をスタートいたします。

CHORD-Jは、今年もインフォマティクスやマネジメントの視点から、健康・医療サービスの質の向上とアウトカムの改善に関わる、様々な研究・開発・教育・評価活動に取り組む所存です。
設立3年目を迎える今年は、昨年よりもさらに質・量ともに、活動を充実させていきたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。


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CHORD-J ニューズレター (Vol. 6)
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